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物件紹介の仕方

不動産を購入してもらうために「物件紹介」をします。紹介の仕方とそのポイントをまとめました。

目次

物件紹介の流れ

私がお客さんに物件を紹介する流れは次の通りです。

  1. ポータルサイトと自社HPに物件登録
  2. 1を見た方から問い合わせが入る(電話かフォーム入力)
  3. 2に返答する(現地案内アポイント獲得が目的)

物件広告は、専らインターネットを使います。アットホームやスーモなどのポータルサイトがメインです。(不動産広告全般については別の項で解説します)

問い合わせが入ったら、メール、電話、ショートメールを使ってアポイントを取ります。

短文しか打てないショートメールが丁度いいので、気に入っています。

LINEは使いません。

LINEを使わない理由

  1. 私自身プライベートでもほとんど使っていない
  2. 既読スルーできなくて不便
  3. 長文で返してこられると面倒

「LINE始めました!」というのは、今のところ、やるつもりはありません。社員が多い店ならLINEもアリでしょう。

メールや入力フォームから問い合わせがあった時

  • 基本はメール。
  • その後、資料を送付。

ちなみに売り上げを考えれば電話するのがベターです。

でも私は、相手が電話に出なかった時にモヤモヤするのが嫌なので、こちらからの電話はあえてしていません。

購入意欲が高ければ向こうからまた連絡してくると思っています。

電話で問い合わせがあった時

  • 電話で問い合わせしてきた方には電話で返します
  • 見学の日程を決めて、後日案内します

電話で問い合わせのほとんどは「物件を見学したい」という内容です。

当日に「見学したい」と言う問い合わせがあった場合には、「今日は都合がつきません」と伝え、後日にしてもらいます。実際に予定が入っていても、入ってなくてもこのように対応しています。

当日の案内をしない理由

  1. 無理に合わせて案内しても上手くいかないことが多い
  2. 本気で家を買おうとする人は事前に連絡してくるものだ、という私の偏見

お客さんの急な見学に合わせたことは、開業してから何度もありました。

すべて上手くいきませんでした。私が未熟なのが原因なんだと思います。

でも、何も準備していないのにあわてて資料をそろえて、他の予定をすべてキャンセルして、それで決まらないとヘコミます。

「こんなことなら・・・」という気持ちになります。それだけは嫌でした。

なので、このような経験から、当日の予約はすべて断るようにしています。

アポなしで来店の場合

まともに看板も出していないような店でも、お客さんがたまに来店されます。

希望内容をヒアリングして

分かりました。残念ながら今のところ希望に合いそうな物件はないので、見つかったら連絡します

と言って帰ってもらいます。

急に来店されても一人でやってるので満足な対応はできません。事前の準備が必要です。

他社仲介の物件は紹介しない

その理由は、決まらないからです。作業量対効果が釣り合いません。

すでに他から紹介されていたり、日程調整が大変だったりして、結局うまく行かないことが多いです。要は、私が未熟なのが原因です。

そんな未熟な私でも、業者売主の物件なら3〜5組を案内すれば1件は決まります。

こっちの方が断然効率が良いのです。

まとめ

私のやり方は、ガンガン売りまくってやるぜ!というスタイルとは真逆です。

それでもまあまあやっていけます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • カイチョー様

    初めまして
    もう何年も転職して開業目指そうか悩んでます。
    今54歳 エレクトロニクスメーカー35年勤務しています。
    会社の状態もあまりよくありません。宅建資格はもう30年以上前に取得しています。
    今は一生現役と言われています。60歳で退職してからではなく今から将来に向けて
    不動産業界に足を踏み入れようか日々悩んでおります。どこかで経験を積まずには
    やらない方がいいともよく言われます。馬があって独り立ちできるようになるまで
    働けるところがあればいいのですが、いざ入社して使用期間で切られても食べてけいないので
    不安になってしまいます。
    何かアドバイス頂けると助かります。

    宜しくお願い致します。

    • 平瀬さん

       

      コメントありがとうございます。
      私も独立する前に同じような悩みを持っていたので、気持ちはとても良く分かります。

       

      いまの私が、もしも平瀬さんと同じ状況だったと仮定した場合、不動産を売ろうと思っている知人を探します。これが第一。

       

      この商売をしていて、私が一番難しいと感じている点は「不動産を売りたい人を見つける」ことです。

       

      こんなことは不動産業界では当たり前なのですが、未経験者はこれに気がつきません。
      独立開業するまで、私も知りませんでした。

       

      不動産仲介業は、売りたい人と買いたい人をマッチングさせる、ただそれだけの商売です。
      逆に言えば、売りたい人さえ見つけられれば、経験が無くても何とでもなります。

       

      私が平瀬さんの立場だったら、いまから不動産を売りそうな知人にそれとなくアプローチしますね。

       

      平瀬さんの状況を知っている人が売主なら、経験不足も多めに見てくれるでしょう。

       

       

      それから、これは余計なお世話かもしれませんが、

      独り立ちできるようになるまで働けるところがあればいいのですが、いざ入社して使用期間で切られても食べてけいない

      というコメントは気になりました。

       

       

      不動産業界内で「独り立ちできるようになるまで働けるところ」はありません。

       

      もしも業界経験を積みたいのであれば、入社して使用期間のうちに出来るだけの経験を積んで、さっさと辞めて独立開業すれば良いと思います。

       

      むしろご年齢を考えれば、再就職というより、不動産業をやってる知り合いに事情を話して、一定期間だけ無給とか最低賃金とかで雇ってもらうのが現実的かもしれません。

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