不動産業界での経験が浅くても、未経験者でも、売主を見つけられるテッパンの方法があります。
不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定の特徴と長所
- お金を無駄にすることがない
- チラシに比べて費用対効果が計測しやすい
- エリアや種別を選んで集客出来る
お金を無駄にすることがない
例えばチラシを配って反響を取る場合、10万円かけて1件も問い合わせがない、という事もあります。
しかし、不動産一括査定の場合は「1反響あたり○○円」というように反響課金が一般的です。だから「金だけかかって成果0」と言うことはありません。
また経験上、反響がゼロということはほとんどありません。季節や、どの不動産査定サービスを利用するかによってバラツキはありますが、毎月一定数の集客が見込めます。
そして、予想以上に反響が来て広告費が払えなくなるのではないか、という心配は不要です。
毎月一定額(一定数)の制限をつけて利用できるため、その心配はありません。こちらの都合で数を調整できます。
例えば、今月は内容が濃いの3件あったから反響をストップさせる、ということが出来ます。また、反響課金が一般的だが月額制の不動産一括査定サービスもあります。
チラシに比べて費用対効果が計測しやすい
反響課金なので、いくら使って反響がどのくらいあって、いくら儲かったか、と言ったデータをとり易い。
もちろんチラシを配布してもデータを取ることは出来ますが、投資する金額が大きくなります。ネットの方が少額でテストできます。
エリアや種別を選んで集客出来る
土地だけ、マンションだけ、と言うように査定種別を事前に決める事が出来ます。
自分が得意な分野だけに絞って依頼を受けられます。チラシ集客ではこれが出来ません。どんな問い合わせであっても、さすがに無視するわけにはいきませんからね。
一人不動産屋には、ターゲット以外からの問い合わせにいちいち対応している時間はありません。一括査定の問い合わせは、そういった完全にムダな仕事は生まれにくいです。
不動産一括査定の短所
- 内容に関係なく課金される
- はじめから競合することが前提
内容に関係なく課金される
売りづらい、今すぐ売る気はない、といった物件の査定依頼もバンバン入ります。内容が濃いものも、薄いものも、1件当たり〇万円、一律の料金がかかります。
むしろ査定を依頼する側からすれば、わざわざ不動産屋に問い合わせる必要がないため、簡単に依頼できます。そのぶん内容は薄いことの方が多いです。
ただし、住所不明や第三者からの査定、ウソの物件情報には課金されないので、そこは安心して使えます。
はじめから競合することが前提
当然ですが、自社に反響が入った時点で他社と競合することになります。はじめから競合しているのは、正直面倒臭いものです。
しかし、最初から競合していることは、考え方次第では良い面もあります。
こういうサービスを利用する人は、会社規模や業界歴など関係なく、とりあえず色んな不動産会社の話を聞きたいと思っています。ですから、小さい会社でも開業したばかりの会社でも選ばれる可能性はあります。
ここで顧客情報が入手できて、初動さえ間違えなければ、訪問査定のアポイントを取ることは難しくはありません。
新規開業者や業界経験が浅い人が一括査定を利用するポイント
競合しても他社に負けない強みを持っていれば、お客さんから選ばれます。しかし開業したばかりで、業界経験が浅いなら、それも難しい話でしょう。
そんな人が狙うべきは、売りづらい物件です。
なぜなら、、、
- 競合しない
- 売りづらいが、売れないわけではない
私の話
その物件は、接道がない、古屋付きの物件でした。
しかし、それなりの金額で売りたいと言う、依頼者。当然、そんな物件は他の不動産業者は相手にしません。
調べれば調べるほど、どうやっても売れなさそうでした。それでも私は媒介を受けたのです。
それから2年後。
その頃には依頼者の気持ちも「タダでもいいから何とかしたい」という感じになっていた。
結局、隣の人が買ってくれました。
売りづらい物件こそ、お宝です。
どの不動産査定サービスを使うべきか?
「どの不動産一括査定サービスが良いか」については、「使ってみなけりゃ分からない」というのが本当のところです。サービス選びの鉄則は、とりあえず使ってみることです。
人手や資金力があるなら、手当たり次第に試してみるのが本当は一番良いです。
しかし普通は、金銭的、物理的に限りがあるので、以下のやり方で「どの不動産一括査定サービスが良いか」を探すと良いでしょう。
ベストな不動産査定サービスを見つける方法
具体的には、、、
まず、あなたが持っているスマホで「不動産 売却」とか「◎◎市 不動産」とかで検索してみてください。
すると様々な不動産一括査定サイトの広告が表示されるはずです。そこに表示されているのは、上から順に、優先順位が高いサイトだと考えて良いです。
なぜなら、上位表示されているということは、それだけ、サイト運営会社が金をかけて宣伝してくれる=査定依頼数も多い、ことにつながるからです。
一括査定サイト運営会社の間でも競争が激化しています。うちの会社にも、定期的に各社から「当社のサービスを使いませんか?」と売り込みの電話がかかってくるほどです。
弱小サービスなら、反響数は期待できません。実際の話、不動産一括査定サイトといっても大小さまざまあり、私が加盟している数か月間、1件も反響ないまま、辞めたところもあります。
広告費をかけて集客してくれてるところの方が、当然、案件数が多いことが予想できます。
そして、検索するポイントとしては、、、パソコンではなく必ずスマホで検索すること。
ネット検索に広告を掲載する時、広告を出稿する側で、パソコンとスマホのどちら(もしくは両方)に広告を出すか選択することが出来ます。
そのため「不動産 売却」で検索しても、パソコンの検索結果には表示されているのに、スマホの検索では表示されないことがあります。
ユーザーからの問い合わせに繋がり易いのはスマホ広告なので、スマホでの確認が必須です。
まとめ
とりあえず一年使ってみて、データを取るといいでしょう。
未経験者こそ、一括査定サイトを利用すべきです。本当は、業者になる前に客として利用できるなら最高です↓
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