仲介業者が売上をあげるには、買いたい人をターゲットにするのか、売りたい人をターゲットにするのかの2パターン。
目次
買いたい人
あなたがキャッシュを得るまでの流れ(買いたい人がお客さんの場合)
- 物件情報を仕入れる
- 物件広告を掲載する
- 購入希望者から問い合わせが入る◆
- 物件を案内する◆
- 物件の詳細を説明する◆
- クロージングをかける◆
- 買付をもらう◆
- 契約の段取りをする◆
- 売買契約および媒介契約を結ぶ(キャッシュイン※1)
- 提携業者を斡旋する (キャッシュイン※2)
- 引渡および決済(キャッシュイン※3)
※1:購入者からの仲介手数料の一部
※2:提携業者例(建築会社・設備業者・解体業者・金融機関 など)
※3:購入者からの仲介手数料の残額
売りたい人
キャッシュを得るまでの流れ(売りたい人がお客さん・客付他社の場合)
- 売却相談を受ける◆
- 物件調査および査定額を算出する◆
- 媒介契約を結ぶ◆
- 広告を掲載する
- 客付業者から問い合わせが入る
- 物件情報を提供する
- 他社を通して買付が入る
- 売買契約を結ぶ(キャッシュイン※4)
- 提携業者を斡旋する(キャッシュイン)
- 引渡および決済(キャッシュイン※5)
※4:売却依頼者からの仲介手数料の一部
※5:売却依頼者からの仲介手数料の残金
◆はファーストコンタクト後、依頼者から断られる可能性があるタイミング
買いたい人をターゲットにした場合、問い合わせが入ってから売買契約を結ぶまでは、ずっと断られる可能性と背中合わせです。
つまり、骨折り損のくたびれ儲けになる率が高いのです。
しかし建売やマンションなどは物件案内で即決する時もあり、その場合は手間をかけずにファーストコンタクトから一ヶ月でキャッシュが生まれます。
売りたい人の場合は、媒介契約を結んでしまえば売上はほぼ読めます。(ただし、一般媒介契約にした場合はこの限りではありません)
さらに買い手を自分で見つけられれば、売上は倍になります。
込み入った物件の場合は調査が大変だったり、売りにくかったりします。
まとめ
手間、利益額、入金回数、入金タイミング、確実性、などを考慮して自分に合ったやり方を見つけてください。
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